10.12.12 日曜日礼拝メッセージ

「マリヤの礼拝」(ルカ1:26〜38)

1.救いの約束はすべての人に

 「ところで、その六か月目に、御使いガブリエルが、神から遣わされてガリラヤのナザレという町のひとりの処女のところに来た。この処女は、ダビデの家系のヨセフという人のいいなずけで、名をマリヤといった。御使いは、入って来ると、マリヤに言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたとともにおられます。」」(1:26〜28)

 「わたしは、おまえと女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く。彼は、おまえの頭を打ち砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく。」(創世記3:15)

 「しかし定めの時が来たので、神は自分の御子を遣わし、この方を、女から生まれた者、また律法の下にある者となさいました。」(ガラテヤ4:4)

2.救いとは主をみごもり産むこと

「「こわがることはない。マリヤ。あなたは神から恵みを受けたのです。ご覧なさい。あなたはみごもって、男の子を産みます。名をイエスとつけなさい。・・・」そこで、マリヤは御使いに言った。「どうしてそのようなことになりえましょう。私はまだ男の人を知りませんのに。」御使いは答えて言った。「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。それゆえ、生まれる者は、聖なる者、神の子と呼ばれます。・・・神にとって不可能なことは一つもありません。」(1:30、31、34、35、38)

「私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映されながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。」(Ⅱコリント3:18)

3.救いの条件はただ信じ受け入れること

「マリヤは言った。「ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように。」」(1:38)

「「・・・主によって語られたことは必ず実現すると信じきった人は、何と幸いなことでしょう。」」(1:45)

「しかし、あわれみ豊かな神は、私たちを愛してくださったその大きな愛のゆえに、罪過の中に死んでいたこの私たちをキリストとともに生かし、―あなたがたが救われたのは、ただ恵みによるのです― キリスト・イエスにおいて、ともによみがえらせ、ともに天の所にすわらせてくださいました。・・・あなたがたは、恵みのゆえに、信仰によって救われたのです。それは、自分自身から出たことではなく、神からの賜物です。行いによるのではありません。だれも誇ることのないためです。」(エペソ2:4〜6、8、9)